「世界一高い寿司屋!?の巻」(ジャンプ・コミックス139巻収録)
今回は、東京に建てられた500メートルの高さを誇るツインタワーで、両さんと自称「スーパー金持ち」白鳥麗次が、寿司店の“高さ”を競い合うお話をお届けする。
ふたりの店は、そびえ立つ二棟の高層ビルにそれぞれ入っている。そしてふたりが競うのは、支払い金額の高さや寿司の高級さではなく、店が地上から何メートルの高さにあるかだ。
要は、どっちが「世界で一番高い(ところにある)寿司屋」かをムキになって競い合うのだが、そのバカバカしさたるや……ドングリの背比べというかバカの背比べだ。
ちなみに、現在日本で一番高いビルは麻布台ヒルズ森JPタワーで、高さ325メートル。世界一はドバイのブルジュ・ハリファで、高さは828メートルだ。
もっとも高いツインタワーは、マレーシアのクアラルンプールにあるペトロナスツインタワーで、452メートル。
そして世界で一番有名なツインタワーといえば、2001年の忌まわしい航空機テロによって崩壊した、ニューヨークのワールドトレードセンターだろう。
都市のランドマークであり人々の記憶に残る高層ビルが、老朽化や取り壊しで姿を消すのはやむを得ないだろうが、争いによって失われるようなことはあってはならないだろう。
それでは次のページから、世界一の高みをめざして競い合う、両さんと白鳥の意地の張り合いをお楽しみください!!