吉本のコンプラ研修

—金属バットさんもネタを作る時はコンプライアンスを鑑みたりするのでしょうか。

友保 吉本の芸人なんでね、コンプライアンスを重視してますよ。我々いつもコンプライアンス研修を受けてますからね。

—どういう内容なんですか。

友保 ほんまは春と冬ぐらい、年2回ちゃんとあって。全芸人集められて。で、時々突発コンプライアンスもあるんですよ。

—突発コンプライアンス。

友保 急に来月の何日に来てくださいみたいな。なんやろうってなるんですけど、そん時になんらか問題を起こしたやつのその問題に関する講習ですね。

小林 毎回口酸っぱく言われてるのが「自転車保険入れ」。

友保 マジで言われるな(笑)。

小林 「普通に終わるぞ」って(笑)。

口酸っぱく言われて自転車保険に入った二人
口酸っぱく言われて自転車保険に入った二人

—あと、若手芸人さんだとよく聞くのが作家さんにめちゃめちゃきついことを言われるとか。

友保 昔はね、めっちゃありましたよ。「どういうつもり?」とか言われて。

小林 あったな〜。

友保 まあね、気持ちは分かるんすけどね。普通の作家さんがオーディションで文句言うのは分かる。やっぱ1日50~60本、おもんないネタ見せられたらそりゃムカついてくるやろな。コンビニのネタだけで何組あんねん。

小林 ただ実際、俺らそもそも劇場おらんかったから、先輩からのハラスメントはほぼなかったんよな。

友保 インディーズやったから。無理やり飲みに連れて行かれるとかなかった。