「学生時代は、1㎝でもヒールがある靴は履けなかった」
――メディアやSNSで「デカ女」と言われることで、嫌な気持ちになることはありませんか?
悪い意味で言われているわけではないと思うので、全然嫌じゃないですね。むしろ、すぐに覚えてもらえるので得だなと思っています。
「デカ女」ってインパクトのある言葉ですし、「わかりやすい表現だからいいんじゃない?」という感じです(笑)。
“デカ女ブーム”のおかげで、「かっこいい」「憧れる」と言ってもらえることが増えたので、とても嬉しいです。
今では周りの目を気にせず、自信を持って自分の好きなファッションを楽しんでいます。学生時代は高身長がコンプレックスで、1㎝でもヒールがある靴は履けなかったので。
――学生時代は、具体的にどんなことが辛かったですか?
小学校から高校まで、ずっとクラスの男子よりも背が高かったんです。そのせいでモテなかったし、好きな人より自分のほうが高身長であることに悩んだこともありました。
いじめとかはなかったですが、男子にからかわれることはあって……。「デカすぎだろ」とか言われていました。
でも、“得したこと”もあったんですよ。中学時代はバレー部に所属していたのですが、めちゃくちゃ下手でも、ずっとレギュラーでした。ブロックだけは、めっちゃ得意でしたね。
――ミシャさんは、いつ頃から身長が高くなり始めたんですか?
生まれたときから大きかったですね。幼稚園の頃はいつも小学生に間違われていたし、小学校に入ってからはずっと2学年くらい上に間違われていました。小学6年生の時点で168cm、中学3年生で178cm、高校生のときにはすでに182cmになっていました。