スピードワゴン・小沢一敬やクロスバー直撃・渡邊センスへの親心は?

Yahoo!ニュースのインタビュー記事を読む限り、取材段階で『ダウンタウンチャンネル(仮)』の構想は「会議をしている段階」とのことなので、今春開設を目指すとなると、スタートアップの時点で「数」は明らかに不足するのではないだろうか。

ダウンタウン・松本人志(写真/産経新聞社)
ダウンタウン・松本人志(写真/産経新聞社)
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そうなると、限られた加入者しか集まらない可能性が考えられる。

松本が復帰を急ぐあまり、コンテンツ数不足のまま『ダウンタウンチャンネル(仮)』を発車させると一気に“ムラ化”するように思えてならない。(※ムラ化=業務の品質が一定ではなく、バラツキが生じている状態)

もし当初からオンラインサロン規模で考えているのであればそれでもいい。

しかし、松本、ダウンタウンのクラスが果たしてそれで満足、納得ができるのだろうか。

そもそも個人規模であれば「YouTubeチャンネルでも問題はないのでは?」と思ったりする。

つまり「プラットフォーム」と呼ぶべき大きな規模感でやるためには時間をもっとかけるべきで、なおかつ吉本興業だけではなく、制作・運営をより広いところから集めてこなければ成立しづらい(その点はきっと見込みをつけているだろうが)。

なにより前述したように松本の復帰の意向に合わせてスケジュールを進行させたり、はたまた同じ騒動の渦中にある小沢一敬(スピードワゴン)や渡邊センス(クロスバー直撃)にも活動の場を与えたいという“親心”が先行したりすると、厳しい現実が待っているのではないだろうか。