「ハイアット リージェンシー 東京」の35000円ケーキ

今年のクリスマス用に「ハイアット リージェンシー 東京」が予約販売する限定30台の最上級クリスマスケーキ「ノエル・ネイジュ」は35000円、「ザ・プリンス パークタワー東京」予約販売する限定20台の最上級クリスマスケーキ「クラウン」は38000円など、庶民感覚からすると目玉が飛び出るような超高額ケーキが、人気を博しているという。

「ハイアット リージェンシー 東京」の「ノエル・ネイジュ」(35000円)
「ハイアット リージェンシー 東京」の「ノエル・ネイジュ」(35000円)
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日本も格差社会になりつつあると言われているため、こういった超高額クリスマスケーキの販売は富裕層向けビジネスなのだろうか。

そこでまず「ハイアット リージェンシー 東京」のクリスマスケーキ販売担当者に話を聞いた。

「近年、材料費の高騰で販売価格も上昇しておりますが、特段予約の状況に変動はなく、むしろ完売日は年々早まっております。

今年は10月1日から4種のクリスマスケーキを予約販売し、そのなかの『ノエル・ネイジュ』(35000円)と『クローシュ・ド・ノエル』(25000円)はそれぞれ30台の限定ケーキでしたが、11月上旬で2種共に完売いたしました。

「クローシュ・ド・ノエル」(25000円)
「クローシュ・ド・ノエル」(25000円)

当ホテルのケーキはそれぞれターゲットを定めて販売しており、『ノエル・ネイジュ』と『クローシュ・ド・ノエル』の限定商品2種は、“富裕層”・“パーティー利用”向け。

そして『ノエル・ショコラ』(6800円)と『ルドルフ』(6800円)の定番商品2種は、“ファミリー層”・“カップル”・“単身世帯”向けとなっています。

12月6日には4種全てのクリスマスケーキが完売いたしましたが、実際予約していただいた方々もおおむねターゲットどおりだと考えております」(「ハイアット リージェンシー 東京」クリスマスケーキ販売担当者)

写真左が「ノエル・ショコラ」(6800円)、写真右が「ルドルフ」(6800円)
写真左が「ノエル・ショコラ」(6800円)、写真右が「ルドルフ」(6800円)

「ハイアット リージェンシー 東京」の場合、3万円オーバーの最上級クリスマスケーキは“パーティー利用”も想定していたとのことで、ターゲットを“富裕層”だけに限定しているわけではない模様だ。