夜にシャワーを浴びられなくても大丈夫! 体臭予防法を専門家が伝授
体臭といえば夏の時期に気になるイメージだが、秋冬の時期も厚着をすることによって、室内などでは汗ばんでしまう場面も多いだろう。
そんな年中気になる体臭を効果的に抑えるための入浴方法について早坂氏に伝授していただいた。
「日々忙しくてシャワーだけしか浴びられないという方は、“朝シャワー”がおすすめです。
東京ガスが行った実験では、朝に41度のお湯を1分という短い時間浴びただけで、体臭の元となる皮脂の分泌量を抑える効果があることがわかりました。
この際、石鹸などを使わなくても平気なので、忙しい朝も時短で体臭予防ができます。
夜に入浴したり、シャワーを浴びたりする方が多いと思いますが、一晩寝ると汗をかいて皮脂が付着します。そうした皮脂を朝しっかりと洗い流すことが体臭予防の秘訣なのです」
また早坂氏によると、シャワーの際のお湯の温度は42度と高めのほうがいいとのことだが、これはシャワーヘッドによってお湯が拡散されるため、通常よりも体感温度が低くなってしまうからだそう。
シャワーの当て方については、身体の部位でも特に皮脂量が多い「額」「胸の間」「背中の真ん中」「わきの下」を重点的に当てるといいそうだ。
また意外と見落としがちな「足の裏」も汗をかきやすい部分なので、シャワーの際は意識したい箇所とのこと。
――1年中油断できない体臭の問題。この機会にぜひ自身の入浴スタイルを見直してみてはいかがだろうか。
取材・文/瑠璃光丸凪/A4studio 写真/Shutterstock