容疑者は「泥酔してトラブルを起こすようなタイプではなかった」
泥酔したうえに、通りすがりの男性に暴行を加え、命を奪ってしまったラフィレ容疑者。一体どんな人物なのか—。
ラフィレ容疑者は、中野区のアパートの4階建ての2階の1LDKに1人で住んでいた。家賃は15万円前後だ。このアパートのオーナーは次のように話す。
「3、4日前に新宿署から留守番電話が入っていたけど、こちらからは電話していません。アパートは不動産屋に任せているから、本人と全く交流はないですが、2、3年くらい前から住んでいらっしゃいます。
一人暮らしだと思うし、ちゃんとしたところにお勤めになっていますよ。ウチは審査もそれなりにしっかりしていますから。酒のトラブルはもちろんですけど、家賃滞納、近隣トラブルなども聞いたことがないです」
泥酔してトラブルを起こすようなタイプではなかったという容疑者。ほかの住民とも深い交流はなかったという。
「このアパート自体、住民同士のやり取りは少なくて、容疑者を見かけたのも階段ですれ違った数回ほど。背が高くてスラっとしていて年齢より若い印象ですね」(アパートの住民)
ラフィレ容疑者の知人は、「(彼は)ヨーロッパに本社がある一流メーカーに勤務しており、“やり手”だった」と話す。
容疑者は酒を飲むと豹変するタイプだったのだろうか。