『哀れなるものたち』(2023) Poor Things 上映時間:2時間21分/イギリス

天才外科医のゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手により、胎児の脳を移植され奇跡的に死から蘇った女性ベラ(エマ・ストーン)。

身体は大人、知能は子供のベラは、バクスターに見守られながら日々多くのことを学んでいく。次第に自我に目覚めた彼女は外の世界に興味を持ち、弁護士のダンカン(マーク・ラファロ)と共に冒険の旅に出る……。

アラスター・グレイの小説をヨルゴス・ランティモス監督が映画化し、エマは製作も務めた。アカデミー賞では主演女優賞・美術賞・衣装デザイン賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門を受賞。

エマ・ストーン

1988年11月6日生まれ、アメリカ・アリゾナ州スコッツデール出身。ドラマへのゲスト出演などを経て『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)で映画デビュー。『キューティ・バニー』(2008)『ゾンビランド』(2009)『小悪魔はなぜモテる?!』(2010)『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』(2011)『アメイジング・スパイダーマン』(2012・2014)シリーズ、『マジック・イン・ムーンライト』(2014)などに出演。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)『女王陛下のお気に入り』(2018)でアカデミー助演女優賞にノミネート。『ラ・ラ・ランド』(2016)と『哀れなるものたち』(2023)で同主演女優賞を受賞した。

『クルエラ』(2021)『僕らの世界が交わるまで』(2022)『哀れなるものたち』などプロデューサーとしても活動している。