「ニュー麻里愛(マリア)誕生!?の巻」(ジャンプ・コミックス第111巻収録)
今回は、両さんにゾッコンの警察官、麻里愛(あさと・あい)ことマリア(男性)が生物学上の女性へと変身するお話をお届けする。
マリアは新葛飾署交通課に所属しているが、地域課の管轄である亀有公園前派出所に出稿しての勤務も多かった。
この麻里愛、両さんにはもったいないほどの美形だが、生物学上は男性だった。そればかりか、植木流翻堕羅(ほんだら)拳法総帥の父から拳法の英才教育を受け、麻里竜二のリングネームで無敗のキックボクサーとして慣らした最強の「男」だったのだ。
しかし、キックボクシングのコーチとの報われぬ恋を経て、コーチに似た顔の両さんを偶然見かけ、憧れるようになった。
なお本作でのマリアは、性別適合手術を受けたわけではない。両さんと腐れ縁である天国警察の魔法使い、花山理香(はなやま・りか)の魔法によって女性化するのだ。実はマリアは、本作以前にも花山の魔法で女性になったことがある。
「ザ・コックローチ!?の巻」(ジャンプ・コミックス第75巻収録)で、マリアが実は男性であることに驚いた花山がマリアに魔法をかける。かくしてマリアは待望の女性になったのだが、このときには焦った両さんの抗議によってすぐさま男性に戻されている。
そして本作では、晴れて女性になれたというわけだ。なお女性になっても、その格闘技術や超人的なパワーは損なわれなかった。
なんにしても、マリアはその快活さと超人的パワー、そして両さんへの愛情の強さで、少年漫画としてはもっとも攻めたヒロイン誕生か!? と注目を集めていたキャラだ。
ちなみにマリアのルックスは、双子の妹にして映画スターの麻里禀(あさと・りん)=マリリンに瓜二つ。これはマリアが妹の外見を真似ていたためだが、「マリアSOSの巻」(ジャンプ・コミックス183巻収録)において、本作で花山が魔法を使う際にマリリンの肉体のすべてを完コピしていたことが明らかになった。
それでは次のページから、マリアの一大変身と、その結果生じた意外な心境の変化をお楽しみください!!



















