ヒハツ、シナモン、ルイボス茶が効果的
では、Tie2を活発化する食べ物には何があるでしょうか。いま、最も注目されているのは、ヒハツ、シナモン、ルイボス茶です。
ヒハツは、ロングペッパーともいわれるコショウの一種で、スーパーマーケットなどで購入が可能です。
愛媛大学看護学科の研究では、冷え性の人があらかじめヒハツの乾燥エキスを摂取しておくと、冷水に両手を1分間つける「寒冷ストレステスト」という試験を行った際、「両手の皮膚温度の回復が非常に速かった」という結果が出ています。
シナモンは、クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたものです。スーパーマーケットなどでは、これを巻いてスティック状にしたものや、パウダーにしたものなどが販売されています。
漢方では、「桂皮」という生薬として活用されています。体の冷え改善や、芳香性健胃薬として、胃腸のもたれや痛みを改善できます。
ルイボス茶は、南アフリカに自生するマメ亜科の植物、ルイボスの葉を乾燥させたもので、抗酸化作用が強い健康茶として若い女性を中心に人気があります。これもスーパーマーケットで購入できますので試してみてはいかがでしょうか。