「親が悲しむことはやめようと思っていたんです」
──初となる写真集の大ヒットを受けて、読者や周りの人からの反応はいかがでしたか?
アンゴラ村長(以下同) ずっと応援してくれていた人たちは「ついに出た!」という感じでした。前々から、「グラビアをやってもいいんじゃないか?」と思ってくれていたらしくて、そういううれしい声は多いです。
親しい人からも「前からイケると思ってたんだよ」「そういうポテンシャルはあると思ってた」みたいにほめてもらっています(笑)。
──すごいコミットですね。ご自身はできあがりをどう感じましたか。
本当にお洋服もかわいくて、カメラマンの方もすごくキレイに撮ってくださって。おそらく1000枚、2000枚とか撮ってくださったんですが、その中から編集部の方が選んだ100枚が送られてきてこちらで精査させていただきました。「これは盛れてない気がする…」などのやり取りを5ターンも繰り返して珠玉の100枚を選びました。
──慣れない撮影だったと思いますが、現場で大変だったことはありましたか?
大変だったことは本当に特になくて、現場ではスタッフのみなさんに盛り上げていただいて、みこしに乗った気分で浮かれていたんですけど、自分としてはとにかく売れるかが不安でした。
それなのに、撮影現場にはどんどんスタッフさんが増えて、よく数えてみたら11人いたんです。私を撮っただけでこれだけの人件費がまかなえるのか……と思ってしまいました(笑)。