「お酒とゴルフが好き」泥酔した夫が警察と共に帰宅

周囲からは”愛犬家のお母さん”として知られていた美帆容疑者は、やがて夫への憎悪を爆発させてゴルフクラブで撲殺するという、最悪の選択をしてしまった。凶器に使われたゴルフクラブについて、近隣住民の70代・男性は見覚えがあるという。

「旦那さんは自宅の前でゴルフの素振りをしたり、平日の朝早くからゴルフバッグを抱えて出かけたりする姿を見ていたので、ゴルフが趣味だったのでしょう。

それと、何度か旦那さんと世間話をしたことがあるんだけど、『(酒を)飲むのが好きなんですよ』とも話していた。だから彼に対するイメージといえば、『お酒とゴルフ』って感じだったね」

練馬警察署(撮影/集英社オンライン)
練馬警察署(撮影/集英社オンライン)
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前述の60代男性も、つい2カ月ほど前に、ベロベロに酔っぱらった真さんの様子を近所で目撃したという。

「平日の真昼間にラフな恰好で、フラフラになりながら自転車を押して帰ろうとしてたんですよ。自宅の近くまでは警察と一緒に歩いていて、そこからは一人になったのですが、明らかに足元もおぼつかない様子で『この人飲みすぎて(警察に)保護でもされたのかな?』と心配してたんです。

自宅の前に自転車を停めたところで旦那さんがバターンって倒れちゃって。たまたま自転車で通りかかった女性が『え、大丈夫ですか?』って聞いたら、異変に気づいた警察もすぐに駆け寄ってきて、最終的には自宅のドアまで開けてもらってなんとか帰宅してました」

夫婦の間にいったい何があったのか。事件現場となった人気のない自宅には、あの日から時が止まったかのように、夫婦の洗濯物が干されていた。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班