「有岡くんのことを現実の存在として好きだったのではなく…」

「明るくて人懐こい笑顔がかわいくて、常にファンのことを考えて行動してくれる有岡くんが好きでした。私は歯科医師を目指して現在大学で勉強しているのですが、実習で上手くできなくて落ち込んだときや勉強が大変で心が折れそうになったときなど有岡くんやJUMPの存在が心の支えになっています。

ですが、それは恋愛感情とはまた別のもので、あくまでファンとして好きなのであって、付き合えるとか結婚できるとか期待していたわけではありません。彼も1人の人間なので、公にしてないだけで相手がいたとしてもおかしくないと思っていたし、いつか結婚するだろうとはずっと思っていました」(Aさん、以下同)

しかしそれでも、今回の結婚にはショックを隠せなかったという。

「今まで、熱愛報道が出ても平気だったので、彼に結婚報道が出ても『私はきっと大丈夫!』『落ち込まないし心から祝福できる!』と思っていました。けれど今回、有岡くんと松岡さんの結婚報道をファンクラブからのメールで知ったときは頭が真っ白になって、正直何が起こったのかわからなかったし、すぐに理解できませんでした。テレビやネットニュースでの報道をくり返し目にしたことで、ようやく状況を理解することができたという感じです」

写真/Shutterstock
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頭でわかっていても心がついていかず、担降り(ファンをやめること)まで考えているというAさん。少なくとも、「今までのようには推せない」と語る。なぜ、近づけるとは微塵も思っていなかった相手の結婚が、そこまで悲しいのだろうか。

「たぶん私は、有岡くんのことを現実の存在として好きだったのではなく、仮の存在、憧れの存在としてみていたのだと思います。そんな彼が、結婚という極めて現実的なことをしたために、自分も夢から覚めて、一気に現実に引き戻されたというか……。彼も同じ世界線の人だったんだなと、実感してしまったんです」