「アスカと帰れねえなら俺は帰らねえぞ!」
今から6、7年前に趣味のTWICEのオフ会でA子さんと知りあい、2021年にA子さんがガールズバーをオープンしてからは、彼女に異常な執着心を見せるようになった和久井学容疑者(51)。
店内では“わくちん”と呼ばれていた彼の本性があらわになったのは、2022年の初旬ごろ。A子さんが上野の湯島エリアにキャバクラ「C」をオープンしてから1カ月ほど経ったころだったという。
「ある日を境に、深夜の1時に店が閉店しても和久井はソファから立ち上がらずに、『アスカ(A子さんの源氏名)と帰れねえなら俺は帰らねえぞ!』と怒鳴るようになったんです。周りのボーイが止めても『触るんじゃねえ!』と激昂しだす始末で、110番することも増えていって。
そうした和久井の行動を恐れて、A子は怖くて店に行けないこともありました。しかも和久井は、A子からLINEの返信がないと腹いせに、わざわざ閉店後の『C』まで来て、店の前に置かれた空き瓶を蹴り上げたりもしたそうです。
ある日、和久井が『帰らない』と店内に居座るので、ボーイが帰そうとすると、店内にある空き瓶をぶん回して暴れたので、キャストたちも全員怖がっていました」
和久井容疑者の迷惑行為に耐えかねたA子さんとBさん(元夫)は、最寄りの警察署に相談に行くようになった。だが和久井容疑者は変わらず、こんな「奇行」も起こしている。
「営業後『C』の前に和久井がいたため家に帰れなかった二人は、知り合いから車を準備してもらい警察に行こうとしていました。すると和久井はテレビでも映っていたあの軽自動車で尾行してきて、赤信号で停まった瞬間に、まるで暴走族のようにグルグルと車を囲むように回りだしたそうです。
そうした一件もあり、Bは和久井に『C』への出入り禁止の旨を伝えたのですが、あいつのストーカー行為は終わるどころかどんどんエスカレートしていったと聞いています」