剣道を始めたきっかけは「アルフォート」
──佐藤さんが剣道を始めたきっかけは?
佐藤あかり(以下同) 兄がやっていて、母と一緒に道場見学に行ったのが最初です。剣道って、最初に“すり足”の練習があるんですよ。まだ4歳くらいのころ、「道場の端から端までできたらアルフォート1個あげるよ」と先生に言われて。「今日もアルフォートを食べに行こう」という感覚で道場に通っていました。
──本格的に取り組むようになったのは?
中学生になってキャプテンを任されたときです。そこで「チーム」を意識するようになって、勝ちたい気持ちが強く芽生えました。団体戦で県大会2位、3位にはいけるけど、どうしても勝てない学校があって。
その学校の大将の女の子が、剣道が本当に強くて、私に足りないチームをまとめる力もあって。そのうちライバルというより憧れの気持ちが強くなって、「高校はこの子と一緒に剣道がしたい」と思うようになりました。
合同合宿でいくつかの学校が集まる機会があって、その子も参加していたんです。思いきって「一緒の部屋に泊まろうよ」って誘いました。
その子の中学とは練習試合もよくしていたので先生同士も仲が良く、「一緒の部屋でもいいですか?」と聞いたら、先生も許可してくれて。同じ部屋になったその夜、愛の告白をしました。
──具体的にはどういう?
「憧れてるんです」と伝えたり、「一緒の高校に行きたい」とか、心の中で思っていたことを全部言いました。その合宿の一晩で一気に距離が縮まって、「同じ高校に行こう」と約束し、本当に同じ高校へ進学しました。そこからは2人で剣道漬けの毎日でした。その子とは今でも親友です。













