ノックアウトステージ前日の二人

――おはようございます。この連載始まって以来の午前中のインタビュー、よろしくお願いします。

友保 
眠ってる時間です。

――いよいよ明日、ザセカンドのグランプリファイナル進出が決まる戦いですね。

友保 
ちょっとね、雲行きが怪しいんですよ。今日泊まりなんですけど、明日のホテル、チェックアウトが朝の10 時なんです。でもフジテレビの入りが16時なんですよ。空白の6時間、行くあてもなく彷徨って。

――大荷物を抱えて……。

友保 
ねえ、どっかの漫喫入って南京虫もらって帰ってくるか。できれば遅うに行きたいんですよ。去年の(ガクテンソク)よじょうさん、おぼえてます? 入りが早すぎてみんなにキモがられたでおなじみの。あれ笑ったんですけどね。まさか今年俺らがそうなるかもしれんと、震えてます。

――前回のノックアウトステージ(32→16)は釣り堀に行った次の日でしたよね。あの日たくさん釣って逃がしてあげた鯉の恩返しだなと思いました。

小林 
恨んでるでしょ、鯉は(笑)。

金属バット:小林圭輔(左)と友保隼平(右)
金属バット:小林圭輔(左)と友保隼平(右)
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――去年のザセカンドと違うところはありますか。

友保 これ個人的なことなんですけどね、何の拍子かわかんないですけど、オナ禁をしまして、ちょうど1週間ぐらいしたんですよ。で、そのセカンドの日、キンタマ痛なって、ずっとキンタマ触ってました。ホテル連泊やったんで入りまでずっとホテルで甘ジコりしてて、尿道も痛くて。で、よう聞いたら甘ジコりはすごく体によくないらしくて、かなり負荷はかかってましたね。

――自ら負荷をかけて挑んだと。

友保 負荷はかけてましたね。なにごともチャレンジ。そしてセカンドも決勝に行き、私もイキました。というね、これどうでしょうか。

小林 みんな下向いてるで。
 

――小林さんはいかがですか。

小林 いや、あの日は体調が悪かったですね。体調が悪いというか、腹減ってないのに無理やりカツ丼食うて。

友保 お前よう食うよな、カツ丼。謎願掛け。

小林 1年目、2年目ぐらいからやってんですよね。

友保 意味ないねん。M-1のときもやってたけど、意味なかったやん。ボコボコにされたやん。

――ちなみにどこのカツ丼召し上がったんですか?

小林 八重洲の「みよた」でしたかね。お蕎麦屋さんの。うまかったですけど、限界でしたね。明日も6時間あるんで、整えられるかと。