湯煎で缶詰の旨味を最大限に引き出す
ここでサバ缶のおすすめの食べ方をご紹介。サバ缶のサバは脂が乗っているので、常温のまま食べると脂が口の中で溶けるまでに青魚特有の匂いを感じることもある。そこで、有効なのが湯煎だという。
「温めると格段に美味しくなるので、ぜひ、湯煎を試してほしいです。鍋で湯を沸かし、火を止めます。フタを開けずに缶詰を入れ、4分ほど放置。おたまやトングで引き上げ、手で触れるくらいまで温度が落ち着いてから開缶です。缶全体が均一に温まるので、冷めにくく、電子レンジよりおすすめです」
サバ缶専用レトルトでキッチンに眠る水煮缶を豪華に
キッチンの戸棚に閉まったままのサバ水煮缶があるという人も少なくないのでは? 調理方法やアイデアが思いつかず、持て余している人におすすめしたいのが「さば缶と食べる トマトスパイスカレーの素」(マルハニチロ)。
「水煮缶入門にはこの専用レトルトがいいでしょう。玉ねぎとダイスカットトマトが入っているので、水煮と一緒に皿に入れてレンジでチンするだけ。スープカレーのようにさらりとしていて、トマトの酸味がサバの旨味を引き立てる。味付け調理済みのサバ缶と違い、カレーとサバのそれぞれの味、香りがイキイキとします」