内蔵ストレージはサイズアップしておくべき?
このようにiPhone 15シリーズでは、Appleのイノベーションが詰まった新しいスマートフォン体験を味わうことができます。
そしてそれを手軽に体験できるデバイスとして、iPhone 15は手堅い選択肢といえます。高品質なズームに対応したカメラや、ダイナミック・アイランド、USB-Cポート搭載……今後のiPhoneの標準となる機能を安価に利用できるのは、多くの人にとって魅力的に映るはずです。
なお、iPhone 15を購入するうえでは、ストレージ容量はしっかり検討しておくべきポイントです。
なぜなら、先述のとおりメインカメラが搭載するセンサー解像度がアップしたことで、記録される写真やビデオのファイルサイズも少し大きくなるから。ストレージ容量をあらかじめボリュームアップしておけば、写真やビデオをクラウドやPCに頻繁にバックアップする手間が省けます。
一方で、やはりiPhoneのストレージは小さめにして、本体の購入価格を節約するという選択も十分考えられます。
その際は「設定」アプリのカメラ設定で写真モードを「24MP」から「12MP」にダウンサイズするなど、ストレージの圧迫を抑えるよう工夫しておくとよいでしょう。1枚の画像ファイルのおおよそのサイズは、24MPで約3MB、12MPで約2MBです。
iPhone 15は128GBモデルが124,800円、256GBモデルは139,800円、512GBモデルが169,800円と、その差は最大4万5000円。購入予算を踏まえながら、自分に一番合うiPhoneを見つけてください。
文・写真/山本敦