アプリのバックグラウンド更新をストップする

iPhoneでは使用中(操作中)のアプリが画面全体に表示されますが、そのほかの起動中のアプリもバックグラウンド(裏側)で動作していることがあります。

たとえば「ミュージック」で音楽を聴いていて、それまで開いていた「マップ」アプリを再び表示して地図を確認するとき、すぐに現在地が表示されるのは背後で地図情報や位置情報を更新しているから。“裏側で常に最新情報がないかをチェックしてくれる”のが、iPhoneに搭載されている「バックグラウンド更新」という機能です。

この機能はとても便利な反面、デメリットもあります。それは、裏側で情報を取得するために通信を行っているので、データ利用量(通信量)やバッテリ消費が増えてしまうこと。

iPhoneのアプリはほかのアプリに切り替えただけでは終了しないので、多くのアプリがバックグラウンド更新していると気がつかないうちに、多くの消費が発生してしまいます。

そこで、ギガやバッテリを節約したいならば、このバックグランド更新の機能をオフにしましょう。iPhoneの「設定」アプリを開き、[一般]をタップ。そして、[Appのバックグランド更新]からオフにしたり、Wi-Fiにつながっているときだけオンにしたりすることができます。

《ギガ節約にも》iPhoneを“初期設定”のまま使うのはNG! 全ユーザーが今すぐ見直すべき10の設定項目_1
[Appのバックグラウンド更新]をタップすると、[オフ][Wi-Fi][Wi-Fiとモバイル通信]の3つから選べる。[Wi-Fi]を選ぶとWi-Fiを使っているときだけバックグラウンド更新を行う
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