『内村プロデュース』愛をたびたび発信していた

有吉は内村へのリスペクトの気持ちや『内P』愛をたびたび発信している。

内村と『内P』レギュラーだったさまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹が、『内P』終了後にスタートさせたネット配信番組『内村さまぁ~ず』に、有吉がゲスト出演した2010年のときのこと。

有吉は自身のTwitter(現X)に≪本日内村さまぁ~ず収録。三人は命の恩人ですので細心の注意を払うべきですが、それをさせない緩さがあります。。。≫と投稿。「命の恩人」と評するのは、落ちぶれて地獄を見ていた時代に『内P』に拾ってもらったことに、恩義を感じているからだろう。

また、現在人気を博している冠番組『有吉の壁』(日本テレビ系)は、不定期特番として2015年から10回以上放送された後、2020年からゴールデンのレギュラー放送が開始したのだが、『有吉の壁』に関するTwitter投稿でも『内P』愛を隠さない。

たとえば『有吉の壁』が2015年に特番の初回放送をした後、三村がTwitterで≪オープニングでわかったよ。有吉。お前の内村プロデュース魂。実現に向けてやってるぜ!!≫とつぶやくと、有吉はTwitter上で≪はい。好きなんです。。。≫と応えていた。

『VIVANT』乃木も受けたのか? “別班員”になるための試験を元隊員だった自衛隊幹部が明らかに…「トイレのタイルの色は?」「X国はどこにある?」1人につき1時間以上の質問攻め_2
2023年6月に開催されていたレギュラー放送開始3周年を記念した展覧会『3周年の壁を越えろ! プチ有吉の壁展』のポスター

さらに、『有吉の壁』が2020年にレギュラー放送を開始する際に、有吉はTwitterで≪今夜7時からは『有吉の壁』 ちょこっと観てください。≫と告知していたのだが、その投稿に添付されていた画像は猫男爵に扮した有吉の姿。一応説明しておくと、『有吉の壁』で有吉が猫男爵の格好をしているわけではなく、直接的には無関係なキャラである。

『有吉の壁』は、若手・中堅芸人たちがミニコントや大喜利を披露して有吉がジャッジするバラエティ番組で、実は開始当初から『内P』に構成や雰囲気が似ていると話題になっていた。『内P』へのリスペクトが詰まった冠番組のレギュラー放送開始とあって、再起のきっかけとなった猫男爵の封印を解いたに違いない。

余談だが両番組には、『内P』の放送開始が2000年4月8日で、『有吉の壁』のレギュラー放送開始が2020年4月8日と、放送局は違えどぴったり20年後にスタートしたという偶然の縁もあるのだ。