保釈後すぐに新たな売春あっせんを始めた沢村被告

摘発の当日、A子さんはたまたま“出勤日”ではなかったため、連行されることはなかった。

「でも、その翌日は出勤する日だったんですよ。それから2か月が経って雅也さんが釈放(※保釈)された1月14日は、ちょうど彼の誕生日だったので、(拘留の)労いの気持ちも込めて私から『誕生会をやろうよ』と誘って、再び交流するようになりました」

今年1月に保釈されて2月から公判が始まった沢村被告だが、今回、再逮捕となった“売春斡旋”の動きは保釈して間もないタイミングから始めていたようだった。

「以前、行っていたパーティーのときもそうでしたが、基本的に雅也さんはTwitterのアカウントでパーティー参加者を集め、その参加者と対面した時にLINE交換し、それ以降はLINEで次のパーティーに勧誘していました。
雅也さんは今回の逮捕となった売春斡旋の勧誘アカウントを保釈されてすぐに作っていたと思います。
私は2月から4月にかけて、雅也さんの指示で4人の男性の相手をしました」

最初に摘発された沢村被告の売春斡旋はパーティー形式だったが、保釈後はその手口を変えていた、とA子さんは言う。

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沢村被告が保釈されてすぐ作成した売春斡旋アカウント

「雅也さんは『紹介役【おにぃ(内腿鑑定人)】』というアカウントから、エッチしたくてDMを送ってくる男性を相手に、私やその他の女性数名を紹介していたんです。私には『この男性と連絡を取って』と男性のアカウントがカカオトークで送られてきて、その男性と予定を合わせて会ってエッチする流れでした。

利用されていると思わないこともありませんでしたが、甘い言葉で誘ってきたこともあってのってしまいました。それに以前みたいに複数プレイではなく1対1だったので、体はとても楽だったんです。今回は1回3万円をもらってたんですが、4月11日に行ったときはお金を受け取れませんでした。
その前には雅也さんに2万円を貸していたので、きっと雅也さんはお金に困っていたんだと思います」