どんどんスキャンして調べまくっている
同定の正確性だが、かなり高いのではないかと思う。
というのも、ルビーインフックサイトや蘭硝石などの購入したパワーストーンは、もともと名前が分かっていながら改めてスキャンしてみたんだけど、今のところ100%の確率で正しい名前を言い当てているからだ。
スキャンして同定した石たちは、写真とともにアプリ内で「コレクション」できるのも楽しい。
これからどんどん石をスキャンして、珍しいコレクションを増やしていかなければと気持ちがたかぶってくる。
石だけではなく植物、昆虫、哺乳類も。
AIパワーの同定アプリはみんな楽しい
河原のような石がゴロゴロと転がっているところでは、これまでも良い石を探しながら楽しく時間を過ごすことができていたけれど、このアプリさえあればさらに拍車がかかることは間違いない。
断言してもいいけど、河原に1人で放たれても、半日はこのアプリで楽しく過ごすことができると思う。
なんだか嬉しそうな顔でブツクサ独り言を言いながら、スマホのカメラで石を撮り続ける50代のおっさんって、はたから見るとけっこう危ないのかもしれないけど。
ところで、僕はAIパワーを駆使して自然界のものを同定してくれるこの手のアプリが好きで、今回ご紹介した「Rock Identifier」以外にも、植物用の「PictureThis」、昆虫用の「Picture Insect」、そして動物全般用の「LINNÉ LENS」といったアプリを使い、日々いろいろなものをスキャンして調べては「ほほー」と唸ったりしている。
大昔は紙の本の図鑑、一昔前は検索ソフトを使って苦労しながら調べていた植物や昆虫、鳥などの種類が、こうしたAIアプリを使えばたちどころに判別できることに、驚異と喜びを感じているのだ。
いずれのアプリも同好の趣味の人が多いのか、学習を重ねることにより初期の頃よりもずっと正確になっていることも素晴らしい。
いずれのアプリも無料で使えると思うが、僕はヘビーユーザーなので、サブスク方式の代金を払い、プレミアムメンバーになって使用している。
各アプリに月々数百円かかるものの、この大いなる楽しみに比べたら屁のような出費だと思う。
アプリはユーザーが多いほど進化するので、今回これを読んで初めてこの類のアプリの存在を知った人も、ぜひダウンロードしてじゃんじゃん使ってみてほしい。
写真・文/佐藤誠二朗