インタビューでも使われていた“幸せの前借り”という表現

「8年間、いっぱい愛してくれてありがとう。私、こんなに幸せな8年間を送れるなんてBiSHになったときは思っていませんでした。“幸せの前借り”をしたんかなって思うほどです」

グループ名のBiSHはインディーズでのデビューアルバム「Brand-new idol ShiT」の略語。つまり“新生クソアイドル”と称して活動を開始した彼女たちは、そのラストステージで東京ドームを埋められるほどの人気アイドルとなっていた。

そして、アンコールを迎えてアイナ・ジ・エンドがMCで語ったのが冒頭の言葉だ。“幸せの前借り”とは独特な表現だが、実は同じ言葉を今年2月に行われた集英社オンラインの独占インタビューでも語っていた。

解散までラスト5ヶ月。当時、アイナは解散をどうとらえていたのか。そして解散後のビジョンは? 彼女の人生観もわかる取材の様子を一部抜粋してお届けする。

「Bishはずっと続くと思っていた」今年6月の解散を前にアイナ・ジ・エンドが振り返るこれまで。「ハグ・ミィが脱退して気持ちがグシャグシャになった」_1
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――解散が決まったのはいつのことですか?

アイナ・ジ・エンド(以下、アイナ)2019年です。いつかは解散するということは決めてて、でもそれがいつになるのかはそのときはまだわからないままでした。
モモコグミカンパニーやアユニ・Dはインタビューで「ずっと続くグループではないと思っていた。いつかは終わりがくると思っていた」って答えていたのでメンバーそれぞれだったんでしょうけれど、私はどこかでずっと続くような気がしていました。

正直なことを言えば、私はおばあちゃんになってもBiSHをやっていると思ってました。カッコよく「腹くくりました!」とはまだ言えないけれど、くくらなきゃいけないんだろうなって。