世が世なら乃木坂みたいな立ち位置に!?
アイドルオタク芸人の寺田寛明です。突然ですが、紅白歌合戦っていいですよね。何がいいかと言うと、人がたくさん出演するところ。人がたくさんいる催しは基本的に楽しいとされています。インドの電車とか。
みんな1曲しか歌えなくてかわいそうですが、音楽に疎い寺田としては、みんなが派手なパフォーマンスで勝負曲を披露してくれるので、あまり知らないアーティストでも意外と楽しめます。あと、紅白がなかったら三山ひろしとか知らなかったと思うし、この番組でしかない出会いがあるのも大きなメリットです。
寺田は真夏のアイドルフェスに行って、朝から晩まで10時間くらいアイドルを見るという修行をしています。ここでもやはり新しく刺さるグループをたくさん見つけることができます。普通の人からしたら、お目当てではないグループを大量に見るなんてことなかなかできないし、普通に暑くて死にます。
そこでいつも思うのが「この人たちの楽曲はレベルが高い」ということ。「こんなにすごいグループをこんな狭い会場で見ていいのか?」「世が世なら、乃木坂46みたいな売れている立ち位置になっていたのでは?」と思うアイドルがたくさんいるんです。2022年もそういうステージを生でたくさん見ました。
ということで、今年特に印象に残った“神現場”を振り返り、紅白に出てもおかしくない活躍を見せたアイドルを寺田の独断と偏見で紹介します。