一日中デスクワークで座りっぱなしだと、下半身がむくんだり、冷え性、便秘などに悩まされたりする人も多いのでは? そんな時におすすめのカッサマッサージを教えてもらいました。

「まずは、お腹周りに広めにオイルやクリームを塗ってから始めましょう。洋服の上からでもできるマッサージです。立ったままでもできますが、お尻を持ち上げることで、普段は下がりがちな腸を重力から解放し、お腹がゆるまった状態にしてあげるとマッサージしやすくなります」(黄さん)

レンゲひとつで便秘も解消! 台湾のゴッドハンド・セラピストから教わる、簡単セルフマッサージ_i
1.おへそを中心に、反時計回りに円を描くようにカッサを滑らせるようにマッサージ
レンゲひとつで便秘も解消! 台湾のゴッドハンド・セラピストから教わる、簡単セルフマッサージ_j
2.おへそより下の下腹部を、下から上にかけてマッサージ
レンゲひとつで便秘も解消! 台湾のゴッドハンド・セラピストから教わる、簡単セルフマッサージ_k
3.おへそより上(みぞおちの下のあたりまで)は、外側から中心に向けて寄せるようにマッサージ。身体の左右の中心にはリンパが通っているので、全身のリンパの流れをスムーズにするようなイメージで行うのがポイント

あくまで個人の感想ですが、何日間か続けると、「ウエストにくびれができた!」「お通じが良くなった」といううれしい効果がありました。

セルフマッサージで身体をケアすることは、病気の予防になるとして、台湾ではとてもポピュラーな習慣です。ぜひ試してみてくださいね。

(写真撮影/近藤弥生子)

※マッサージを行う上での注意点
・傷や疾患、炎症があったり、触ると違和感があったりする箇所は避けてください。
・疾患により医師の治療を受けられている方、感染症のある方、妊娠中・食後一時間以内・発熱がある・体調が悪い時には行わないでください。
・お子様でもしていただけますが、その場合は力を入れず、できる限り優しく、なでるように行ってください。