『天下鳴動』を『逃げ若』仕様にアレンジ
序盤から北条家の故郷である鎌倉に攻め込まれてしまった東編集。尊氏の裏切りによって鎌倉を追われた、時行たちの悪夢が脳裏をよぎっているのかもしれません。こちらも負けじとサイコロを振っていきます。
北条軍の兵コマが置かれたのは、時行が逃れた先である諏訪エリア。他にもマップには後醍醐天皇が控える京など、『逃げ上手の若君』にゆかりのある土地や、南北朝時代に要所となった地名がずらりと並んでいます。実はこのマップ、オリジナルの『天下鳴動』とは異なる形状をしており、エリアごとの名前も時代に即したものに変えられているんです。
「ゲームの最後には隣り合ったエリアに『援軍』を送る仕組みがあるので、エリアの配置をどうするかは、『天下鳴動』を作る時に相当悩みました。今回のマップでも形や名前はアレンジされていますが、隣り合う関係性だけは変えないようお願いしたんです」(与儀さん)
「東京大学の史学科の方にも助けてもらいながら、時代的に重要な地名を集めました。これから先、『逃げ上手の若君』の中でキーになるような場所も含まれているかもしれませんよ……!」(東編集)