トレードマークは野球部マネ風赤ジャージ
トレードマークの赤ジャージで活動することで知られる埼玉県草加市の平山杏香市議は、平成8年生まれの27歳。26歳当時で迎えた2022年10月の草加市議選で当選、最年少議員として奮闘している。
今回の取材でもてっきり赤ジャージ姿で対応してもらえるものと思い、草加市役所に向かったが、平山市議は意外にも白ジャケット姿。
「草加市で活動するときはジャージが多いですが、TPOはちゃんと考えて、どこにでもジャージを着ていくことはしません。
このジャージはネットで野球部のジャージっぽいものを選んで購入しました。ジャージ姿なものだから、活動当初はみなさん、『変わった高校生だな』という感じで不思議そうに見てました。
でも今では逆に“ジャージを着ている市議の人”と、たくさんの方に認識していただいてます」
埼玉県越谷西高校の野球部のマネージャーを務めた経験から着想を得て、草加市民のマネージャーになるべく、このような格好をしているという平山市議。
草加市役所のSOKA新政議員団の会派室にて資料を読み込むなど、ひとしきり業務を終えると、今度は町に出る。しかし、白ジャケット姿の平山市議に気付く人は少ない。
ところが、赤ジャージ姿になるとたちまち「頑張ってください」と多くの声援をかけられるようになった。
大人だけでなく小学生も「政治家の人だ！」と集まってくる。小学校高学年の女の子はまるで憧れのアイドルにでも会ったかのように「私、ファンなんです」と感激した様子を見せていた。
