使い捨てプラスチックの使用が続々と禁止に

スターバックスコーヒーのストローが紙になって賛否両論あるが、環境問題において日本より一歩先行くアメリカ・ハワイでは、さらに徹底したプラスチック排除が法律で定められた。

まずは2020年1月より、スーパーマーケット等でプラスチック袋の配布・販売が禁止に。旅行中も常にエコバックを持ち歩くことがおすすめだが、バッグを忘れた場合は、レジで紙製のバッグを15セント(約20円)で購入できる。ちなみに、レジでは「Do you need a bag?(袋は要りますか)」と必ず聞かれるので、英語が聞き取れず適当に「イエス」と答えてしまうと、バナナ一本でも袋代が取られてしまうので気を付けよう。

さらに2022年1月より、スーパーの惣菜、弁当、レストランのテイクアウト容器などに、プラスチック、発砲スチロール製の容器を使用することが禁止となり、主に再生可能なプラスチック容器が使われている。

環境への意識が高いレストランや、日本人観光客に人気のホールフーズ・マーケット、ダウン・トゥー・アースといった自然派スーパーマーケットでは、植物由来の原料で作られた紙製のテイクアウト容器を使用。

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ベジタリアンやヴィーガンがこよなく愛するスーパー、Down to Earth。ここで提供されているお惣菜、お寿司などの食品にはオーガニックやローカル素材を使用されている。

試しにグリーンカレーを汁多めで入れてみたが、汁が紙に浸透することはなかった。紙製とはいえ、なかなかよく出来ている。

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ベジタリアングリーンカレー。植物由来の原料で作られた紙製のこの容器は、90日以内に土壌に還るという。