クローゼットに並ぶ、あの番組のTシャツ
――普段のファッションについて教えてください。
20代の後半は、パーソナルカラーや骨格診断に興味があって、自分にはこういう色、こういう形しか似合わないと思い込んでいた部分があったんです。
社会人として年数を重ねるごとに、自分のワードローブの幅が狭くなっていったところで、郡司アナと買い物に行くようになり、その幅が広がった気がします。
34歳の女性として、日本テレビアナウンサーとして、一定の基準はありますが、その中で自由にときめくものを着たいなと。
ですから今は、Audireのようにキレイめな服も着ますし、カジュアルなものも着ます。
――確かに、人前に出るお仕事なので気を使いますよね。
ワードローブは、私服であると同時に、ロケなどでも着るものなので、洋服を選ぶときのひとつの基準にはなってしまいます。
ですから、たとえばダメージジーンズみたいなものには、手が出ませんね。
――大好きなアイドル風のお洋服は?
着ません(笑)。子どもの頃からレースやフリルがついた洋服を自分で着たいとはあまり思いませんでした。あくまでも、アイドルが着ているのを見るのが幸せです。
衣装を間近で見られるのは、アナウンサーの役得ですね。テレビ画面では見えないような細かい部分までまじまじと観察しては、「はぁ〜かわいい〜」とうっとりしています(笑)。
――ご自宅では?
大好きなアイドルのDVDを見たり、マンガを読んだりと、インドアなので、楽な部屋着です。
これからの季節は、24時間テレビのTシャツにスウェットパンツが定番。いままで使ってきた12年分のTシャツがあるので、今日はいつのにしようかなぁ、と選びたい放題です(笑)。
――Audireのこれからについては、どんなふうに考えていますか?
様々な意見を取り入れて、Audireを着たら日々の活力になる、お出かけするのが楽しくなる、そんなブランドをアナウンサーみんなで作っていけたらと思っています。
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取材・文/工藤菊香 撮影/石田壮一 ヘア&メイク/尾古夢月