女子アナの服装の変遷

「ニット乳」で話題の3人の女性アナウンサー。世界にはもっと過激な服装のニュース番組も…_01
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女性アナウンサーの服装といえば、ファッション誌では「好感度抜群」「清潔感◎」「男ウケがいい」など「女子アナ風ファッションコーデ」が紹介されるほど注目度が高い。
では、なぜ女性アナの服装はここまで注目されるのか。そこには女性アナのタレント化現象が大きく関係している、と「女子アナ」ウォッチャーの丸山大次郎氏は説明する。

「1980年代初期までは“セクシー系アナは人気が出ない”と言われており、ニュース番組にしろ歌番組にしろ、日テレの楠田枝里子さんやフジテレビのニュースキャスター、幸田シャーミンさんのように、衣装はフォーマルなスーツが多かった。

ところが、1980年代後半以降に採用された女子アナウンサーの大半は東京六大学をはじめブランド大学出身者で、ミスキャンパスに選出された経歴を持つなど、アナウンス技術よりも容姿やキャラクター性で採用される流れとなりました。1990年代にはさらにアイドル化が進み、女子アナの主戦場がバラエティ番組に移ったのです。衣装もスーツではなく普段着っぽい綺麗めなカジュアル路線に移り、スタイルも“武器”になっていきました」