5 同調圧力屈服型マスク継続派 “思考停止”系
推定人口比率 約10%


とっくの昔にマスクの意味について考えることを放棄し、惰性と同調圧力のみによって着用を継続しているタイプ。
物事をあまり深くは考えないし、周囲の状況の読みも甘いので、ノーマスク派が世の多数を占めるようになっても気づくのが遅れる可能性がある。

3•13以降、マスク継続? ノーマスク? 人々のマスクに対する実態を12タイプに分類してみた!_3

6 自意識過剰型マスク継続派
推定人口比率 約5%


マスク生活に慣れきってしまったため、素顔を晒すのが気恥ずかしいと感じるようになり、人前では着用してしないと精神的に落ち着けなくなってしまったタイプ。
他人からそこまで注目されていないにもかかわらず、自意識を過剰に亢進させてしまっている中高生などの若年層に、比較的多く見られる。

7 意志強固型マスク継続派
推定人口比率 約5%


新型コロナウイルスの新規感染者がほぼゼロになるまで、自分だけになったとしてもマスクをつけ続けようと頑なに考えているタイプ。
マスメディアはコロナ収束後も、新たな感染症の危険などを煽り続けるだろうから、生涯マスクを外せなくなる可能性もある。

3•13以降、マスク継続? ノーマスク? 人々のマスクに対する実態を12タイプに分類してみた!_4

ノーマスク派に見られるのは、強固・屈服・肯定

8 付和雷同型ノーマスク派
推定人口比率 約10%


3•13以降、現時点でノーマスク派の多数を占めるタイプ。
論理的に考えて、もうマスクは不要と思っていて、屋内でも屋外でも基本的にノーマスクで過ごしているが、周囲の目があまりにも気になる場合、常にポケットに忍ばせているマスクをそっとつける。
マスク継続のモラトリアム型や同調圧力型と紙一重だが、わずかにノーマスク側に軸足を置いた人々。

9 意志強固型ノーマスク派
推定人口比率 約5%


7の対極に位置し、世の大多数の人がマスク着用していた頃からノーマスクを貫いているタイプで、新型コロナただの風邪説やワクチン陰謀論の人が含まれる。
いまだにマスク着用派が多数である現実を前に、ため息をつき眉間に皺を寄せながらノーマスクで歩いているのですぐに見分けがつく。

10 自己肯定型ノーマスク派 “美形”系
推定人口比率 約4%


9のようなコロナに対する強固な意見はないものの、道ゆく人の多くがマスクをしていた時期にも堂々とノーマスクで歩いていた人たちで、客観的に見ても顔の造作が平均点以上、自分でもそのことをよくわかっているタイプ。
人に自分の顔を見てもらえない世の中はありえず、ようやくノーマスクでも後ろ指を刺されなくなったことを喜んでいる。

11 自己肯定型ノーマスク派 “ナルシスト”系
推定人口比率 約3%


10とほぼ同じなのだが、実際には自分が思っているほど外見がいけていないにもかかわらず、自己肯定感のみが過剰になってしまったタイプ。

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12 同調圧力屈服型ノーマスク派
推定人口比率 約3%


4〜5の「同調圧力屈服型マスク継続派」と似ているが、学校や職場など所属集団がノーマスクに傾いているため、自分ではまだマスクをつけておきたいと考えているにもかかわらず、同調圧力に屈服してマスクを外さざるを得なくなっている人たち。

番外 ノーマスク警察
推定人口比率 約0%


現時点ではまだ顕在化していないものの、新型コロナが世に蔓延し始めた頃に見られた“マスク警察”の鏡像的な人々が出てくるかもしれない。
特に「7意志強固型マスク継続派」の勢力が思いのほか強くなった場合、出現の可能性は高まる。


※※※

さて、皆さんはどこの派閥に属しているだろうか。
実際には人間はそう単純なものではなく、いくつかの傾向を併せ持つ複合タイプの人もいれば、ここに示されたどこにも属さない未知のタイプの人もいることだろう。
そのへんはまあ、最初に書いたとおりただのふざけたコラムなのでお許しください。

ちなみに僕は、明らかに「2 モラトリアム型マスク継続派・花粉症系」なので、まだしばらくはマスクがお友達。
原稿を締めにかかっている今も、目がかゆくてたまらない。


文/佐藤誠二朗