1回戦落ちから決勝3位まで経験。
「ラストイヤーの来年は優勝で終わらせる」
こんにちは。マセキ芸能社のピン芸人、寺田寛明です。R-1グランプリ2023の決勝が終わった2日後にこの記事を書いています。3年連続で決勝に進出し、一昨年10位→昨年6位→今年3位。来年はラストイヤーです。初めて決勝に行った一昨年は最下位だったけど、なんとか優勝にギリギリ間に合うペースで歩んで来れています。地道すぎる。
僕はこれまで1回戦落ち、2回戦落ち、準々決勝落ち、準決勝落ち、決勝最下位、決勝でなんとも言えない順位、決勝でそこそこいい順位と、賞レースで経験できるすべてを味わうことができました。R-1全部乗せですね。なんとしても来年優勝で終わらせるしかないでしょう。
今年の出来はどうだったかと言われると、もう緊張しすぎでダメダメ。ネタをやり終えて点数が出るまでの間は、「これはやってしまったかも……」という気持ちでした。いいネタが作れた自負はあったけど、当日のパフォーマンスは0点と言っていいくらい噛みまくりました。
そんな体たらくなので、これは自分でも納得という感じなのですが、今のところテレビ番組のオファーなども一切なく、なんならライブオファーも全然なくて、完全にいつも通りの日常が戻ってきました。めっちゃアイドル見に行けている。今もバイト先の塾でこの原稿を書いています。
R-1で寺田寛明に気づいてくれたあなた。あなたが、ライブに来たり配信を買ったりしてくれたら、それがうれしくて生きていけます。
(これに対して、「R-1はやっぱり夢がない」とか言うのはもう全然おもしろくもなんともない。僕にとってR-1で優勝することが夢であって、その後に売れることなんか別に夢でもなんでもないです。人の夢を勝手に決めるな)