120人規模乱交“全国大会”の主催者は今

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水面下で開催される乱交パーティ

また、今年6月には参加者の間で“全国大会”と呼ばれ、浜名湖湖畔の貸別荘で開催された、120人規模の大乱交パーティが摘発された。このイベントの主催者だったカップルは界隈では有名人で、この“全国大会”も誰もが参加できるものではなかったという。

かつて2回ほど、全国大会に参加したことがあるという30代男性に話を聞いた。

「主催者のカップルはこの全国大会を少なくともこの10年近くは継続して開催していました。即物的で金儲けの乱交パーティとは違い、夫婦やカップルなど親密な関係にある者同士のスワッピングパーティで、参加者もこだわりを持つ人が多かったですね。

この浜名湖の会は口コミでしか参加できないとされていたものなので、僕も初めて『関東枠が残ってるから入れるよ』と誘われた時は嬉しかったですね。ついに僕も参加できるのかと」

浜名湖の会は毎年1回、6月あたりに行われており、カップルでの参加が規定で、毎回100人規模が集まり、場所も固定だったという。参加男性は続ける。

「この手のパーティはその都度、場所を変えるのがほとんどですが、なぜか浜名湖の会は開催場所が毎年同じで、いつも貸別荘を2棟借りて行われていました。

1棟が眠ったり談笑する休憩スペース、もう1棟のベッドルームがいわゆるプレイルームになっていました。だからそこいら中で誰かしらがヤってるってことはなく、基本的には個室のベッドの上でしてましたよ」

主催者のふたりはその後どうしているのか? 内情をよく知る関係者に話を聞いた。

「事件は不起訴となったものの、実名が報道されたことで男性の方は仕事の辞職を余儀なくされ、次の仕事も見つからない状況と聞いています。社会的制裁は十分に受けたでしょう。

不起訴が決まった後の11月には屋形船でお詫びの場を設け、参加者らとの再会の喜びに感極まって安堵の涙を流していました。もう今後はこのようなイベントはしないと言っています」

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その一方で、開催を控えない乱交パーティ主催者も存在する。今も変わらずパーティ開催する主催者に聞くと、意外な答えが返ってきた。

「次はこのパーティが狙われているらしいなどの噂は常に飛び交っていますが、どこも摘発に遭わないよう大っぴらな告知はしないで、今後も粛々とやっていくんじゃないですか。

結局、乱交好きやスワッピング好きがこの世からいなくならない限り、彼らを引き合わせて場所を提供するアテンダーも必要とされるわけで。他の方に迷惑をかけなければ、いいんじゃないですか」

今後もハプニングバー&乱交パーティ主催者たちと警察の戦いは続く。


取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班