【25年】レスリー・マン&ジャド・アパトー監督
結婚22周年を迎えた3年前、インスタグラムに愛妻レスリーに向けて「結婚22周年目、おめでとう。愛しているよ。これから先88年もね」というチャーミングなメッセージをアップしたアパトー監督。
『ケーブルガイ』(1996)のオーディションで出会ったのが最初で、脚本家として参加していたアパトーは、即座に「彼女こそ、将来のアパトー夫人だ」と感じたとか。実はレスリーは、監督のベン・スティラーに一目惚れしていたが、オーディションの結果が気になってアパトーにコンタクトを取ることを決意。
結果的にアパトー宅で彼が料理したスパゲティを食べ、彼が脚本を書いた映画『Heavyweights』(1995)を見て、バスケットボール観戦に向かうというデートのような夜を楽しんだ。その翌朝「あら、ジャドに恋しちゃった」と自覚したとインタビューで語っている。
『ケーブルガイ』公開から1年後の1997年、レスリーの妊娠をきっかけに2人は結婚。美人女優として知られていたレスリーは、夫の親友アダム・サンドラー主演の『ビッグ・ダディ』(1999)や、夫が監督した『40歳の童貞男』(2005)などでコメディエンヌとしての才能も発揮!
現在はコメディ界のパワー・カップルとしてファンに愛されている。
もちろん公私でタッグを組む夫婦だから、ケンカをすることも当然あるそう。
トーク番組に出演した際、「ロサンゼルス中のレストランでケンカをしたけど、だからこそ健全な夫婦関係が保たれている」と語ったアパトーの言葉に、司会者も大きく納得していた。
【前編はこちら】メリル・ストリープやトム・ハンクスなど、ベテラン夫婦の絆に感動!
文/山縣みどり