医師、会社役員、公務員…エリートたちが犯した罪

「ナンパして、性交人数が増えることを、ある種ステイタスのように感じてました。身勝手な思いで繰り返してた、バカだったと思います」

Hは法廷でこう語っていたが、ある種の人間はたしかに「数」の多さを尊敬の指標とすることがある。古くは、100人斬り、といった言葉があったように、女性との性交回数を「モテ」の指標であると勘違いし、ゲット数を上げるためならばどんな方法も厭わず、仲間達からの尊敬を集め、自分に自信をつけるために「ゲット」に励んでいた。

男2:女1で酩酊させ「即日セックス・動画撮影」の回数を競った鬼畜ナンパ塾の卑劣な手口と塾長の悪あがきの顛末_4

さて塾生らは公判で概ね起訴事実を認めていたが、肝心の塾長は初公判罪状認否でキッパリと起訴事実を否認していた。

「共犯と共謀した事実はなく、女性は飲酒したが抗拒不能になった事実はない。また抗拒不能な状態であったという認識もありませんでした」

塾長Wは当時、3件の準強制性交等罪で起訴されていた。
2017年11月13日に東京都内のホテルの一室において、塾生だった元会社員・Oと共謀の上、飲酒酩酊し抗拒不能となったAさんと性交したという「Aさん事件」。
2018年3月2日、大阪ハウスにおいて、塾生だった歯科医師・S(不起訴)と会社役員・G(同)らとナンパをしたCさんに飲酒酩酊させ抗拒不能な状態に陥らせて性交したという「Cさん事件」。
同年3月10日、元塾生の元世田谷区職員・N、ブランド販売会社の役員Yらと、都内のハウスにおいて飲酒酩酊し抗拒不能となったBさんと性交したという「Bさん事件」だ。