――ギャラが折半である以上、河本さんに「自分も売れて稼ごう」みたいなモチベーションもなくなるわけじゃないですか。

河本 結婚して子供もいますからね。本来なら仕事をがんばらないといけないんですけど、どうしても「折半をやめさせないようにしよう」っていう方向で考えちゃう。

――努力の方向性がちがいますよ!(笑)でも、いつ折半じゃなくなってもおかしくないですよね。

河本 向こうに何のメリットもないですからね。ある日突然止めるって言われたら、もう全力でバイトに行くしかないわけですよ。

「ピンで稼ごうというより、ギャラ折半を止めさせないようにしようと」売れっ子・井口の影に隠れたウエストランド河本の本音_4

――もともと折半するようになったのは、河本さんが爆笑問題さんと一緒にでたCMがきっかけだったんですよね

河本 そうです。事務所に入ってすぐ、爆笑さんが当時やられたCMに僕がピンで出させてもらって。まだ2, 3年目ぐらいで、芸人の収入なんかゼロのときです。

それでとんでもない額のギャラが入ってきて、井口に「折半にする?」って聞いたら、「する!」って飛びついてきて。
それが現在まで続いてる感じですね。

――その当時は先のことをどれぐらい考えていたんですか。

河本
 それが僕はけっこう考えていて。「売れるなら先に井口」っていうのがわかってたんですよ。僕のワケがないと。あれだけ喋れて、見た目も特殊な井口の方が先に売れるだろうと。

ハライチさんやドランクドラゴンさんを横目に見ながら、「いまギャラを折半にしておけば後々困らないだろう」って思ったんですよね。当時からしたら破格のギャラでしたけど。

――でも、その分はすぐに取り返したわけですよね。

河本 もう余裕で!(笑)。でもそこはもう金額じゃないですよね。プライスレス(?)です。

――ダハハハハ! 当時としてはかなりの大金だったのに、それを先行投資に使った(笑)

河本 その当時と貨幣価値がちがいますからね。マジで投資です。先物取引ですよ。あの時のボクは冴えてましたね。褒めてあげたいです。

――でも、それでハングリー精神はなくなるわけじゃないですか。

河本
 なくなりましたね。だから最初の投資に成功して、ハングリー精神を失ったまんまなんですよね(笑)

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