少女漫画で培った!? 恋愛観
――佐藤さんの恋愛観について、もう少し聞かせてください。好意を持った相手には積極的にいくタイプですか?
積極的ですね。気になったら絶対自分から行きます。あんまり待つことはしないかもしれないです。
――どんな風に関係性を縮めていくことが多いですか?
これは恋愛関係だけでなく友達にもいえることなのですが、これからも仲良くしたいなと思う方がいたら、連絡先を聞いてご飯に誘います。恋愛もその延長にあるだけ。
――ファーストインプレッションで判断していくことが多いんですね。
そうですね。友達や知り合いだったところから恋愛に発展した経験はないです。判断ポイントは顔っていうとおもしろいんでしょうけど(笑)、実際には一瞬の引っ掛かりみたいなものですね。趣味がひとつでもかぶっていたりとか。話していて共通点が見つかると、好意を抱くポイントにつながる気がします。
だからと言って、自分がアウトドアな人間だからアウトドアの人じゃなきゃ嫌、ということは全然ないですけどね。相手がインドアなら休日は別々に過ごしましょうとなるし、もし僕の趣味のキャンプに一緒に来てくれるなら教える。同じように相手の興味のあるものなら僕も興味を持つと思います。結局は人として感性や話が合うかどうかだと思います。お互いに自分の人生を楽しめているのが理想ですね。
――先ほど拓也との共通点として周囲の人のことを結構観察するとおっしゃっていましたが、佐藤さんはどんなところを見ているんでしょうか?
気になる子をチラチラ見るというのもありますが、その場にいるみんながなるべく分け隔てなく話せるような雰囲気を作りたいなと思い「何か気になっていることはないかな」「嫌じゃなかったかな」と見てしまいます。実際、よく見ているねと言われることも多いですし、髪型の変化とかにも気付くタイプです。
――それはもともとの佐藤さんの気質なんですかね。
わかんないです。学生時代に読んでいた少女漫画に「髪を切ったことに気づくほうがモテる」って書いてあったのかも(笑)。
――少女漫画を読まれるんですね! 印象深い作品はありますか?
実写映画に出させていただいた『ヒミツのアイちゃん』はもともと読んでいましたし、『となりの怪物くん』や『ストロボエッジ』、『君に届け』なんかも読んでいました。あの時代に流行っていたものはほとんど読んでいると思います。今でも絵が気になったら少女漫画でも普通に手に取りますよ。線の細い綺麗な絵が好きなんですよね。