自宅サウナとサウナ施設、使い分けのポイントは
ーー藤森さんといえば、自宅サウナですが、サウナ施設にも変わらず行き続けてらっしゃるのでしょうか?
自宅サウナは、午前中仕事がない日には朝に入りますし、寝る前に入ることもあります。ただ、自宅にサウナがあるから外のサウナに行かないってことはないです。誰かと行く時は外が多いですし、大きな水風呂に入りたいこともありますしね。
ーー1人で行くよりも誰かと行くことの方が多いんですか?
サウナ好き仲間が多いので、誰かと行くことが多いですね。僕、あんまりお酒を飲まないので、サウナ行こうよと誘ってついてきてくれると寂しくなくて済むので、嬉しいんです。サウナ施設の特徴上、あまり話さないことが多いのですが、チルしている時間を共有しあっているのが嬉しいんですよね。
ーー普段から忙しい印象の藤森さんが実践しているオン・オフのスイッチの切り替え方があれば教えてください。
サウナに入る時が僕にとっては、オン・オフのスイッチなんですよね。携帯は持ち込まないですし、音も極力なくして、雑音が聞こえないように準備してから入るので。その時におすすめなのが耳栓です。周りの人の音が入ってこないですし、休憩している時も体の音が聞こえてきて、めちゃくちゃ集中できます。自分1人の世界に沈んでいけるのが、すごくいいので、ぜひやってみてほしいです。
ーーサウナがブームとなっている中、これから行きたい方にとっては、敷居が高くなっている印象があります。初心者の方にアドバイスがあれば、教えてください。
初めて行くときは、サウナ経験者の方と一緒に行くことをおすすめします。行ったところで、わからないことは多いでしょうし「本当にこんなに入るの?」と思っちゃったり、嫌いになりかねないですからね。経験者が入っているのをマネして、熱いサウナと水風呂を楽しんで、休憩するという流れを経験するのがよいのかなと思います!
取材・文/於ありさ
写真/小川遼