メンバー限定の写真ライブラリ

iOS 16で次に試したいのが、「iCloud共有写真ライブラリ」です。

この機能を使えば1つの共有写真ライブラリを作ることで、みんなでシェアしたい写真をまとめて、最大6人までのメンバーで閲覧や共同作業が行えます。

iCloud共有写真ライブラリの作成は、「設定」アプリの[Apple ID]→[iCloud]→[写真]の[共有ライブラリ]を選び、画面の指示に従って共有相手と写真を選ぶだけ。すると、自分と参加者の「写真」アプリ内に「共有ライブラリ」が作成されるので、個人ライブラリから写真を選択して「共有ライブラリ」に追加すればみんなでシェアできます。

たとえば、家族や友人などと旅行に出かけたときは、それぞれのiPhoneに「みんなが欲しい写真」が入っていますが、共有ライブラリを作ればそうした写真を全員が喜ぶ形で手軽にまとめられるのです。

共有ライブラリのメンバーが近くにいるときに自動で写真を共有するオプションや、カメラ撮影時に自動的に共有ライブラリに追加できる設定などもあり、非常に使いやすくなっています。

iOS 16のパブリックベータが公開! 超目玉の新機能たちを早速試してみた_7
「設定」アプリの[Apple ID]→[iCloud]→[写真]から[共有ライブラリ]をタップすると、「iCloud共有写真ライブラリ」を設定できます
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共有する写真や相手を選択して(あとでも設定可能)、参加者を招待すれば共有ライブラリの作成は終了です
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「写真」アプリの[アルバム]を選択して右上の[…]をタップすると、個人ライブラリか共有ライブラリのどちからか両方を表示するよう設定できます
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写真を選択して[共有ライブラリに移動]を選ぶと、共有ライブラリに写真を追加できます。また共有ライブラリに追加した写真は、通常の個人ライブラリの写真同様に編集、削除したり、キャプションやキーワードをつけて整理することが可能です
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「カメラ」アプリで撮影時に「iCloud写真共有ライブラリ」へ自動的に送信するよう設定することもできます