科学で証明済み! 知育菓子(R)の効果とは?

実は、知育菓子(R)で遊ぶ効果は、科学的にも証明されています。

2018年の金沢工業大学の大学生とクラシエフーズの共同研究によると、知育菓子(R)を作って遊んでいるときだけではなく、作った後も脳の前頭前野が活性化されることが証明されました。

金沢工業大の神宮教授によると、「脳の何かを判断したり思考したり段取りをつけたりする部分(背外側前頭前野)が、知育菓子(R)を作ることによって活性化される」のだそうです。

これは若年者にだけ現れる効果ではありません。
お年寄りにも知育菓子(R)を作ってもらったところ、同様の結果が得られたことから、認知症防止のトレーニングの一つになる可能性も秘めていると考えられています。

知育菓子(R)で宿題がはかどる!?

神宮教授曰く、「脳は、自分で一から作るワクワク感や、完成までのモチベーションによって活性化する」のだそう。つまり、クリエイティビティな活動こそが、脳を活性化させる要素ということです。

しかし、それが難しすぎると脳は疲れてしまうし、簡単すぎると活性化にはつながらず、その難易度が「ちょうどいい」活動であることが重要なのだとか。

その「ちょうどいい」に当てはまったのが知育菓子(R)。

神宮教授の研究で使われた「おえかきグミランド」も、まさに自分で色を作り、配色を考えて液を流すという「ちょうどいい」クリエイティブ活動。

実生活でも、例えば宿題前に知育菓子(R)を作って食べてから取り組むことで、宿題がはかどる……なんてこともあるかもしれないのです。

おやつとしてはもちろん、学びのコンテンツとしても日々の子育て手を助けしてくれそうな知育菓子(R)。

うまく取り入れることで、家庭での教育に一役買ってくれるかもしません。


取材・文/マサキヨウコ