タイマーを使うなら最初よりも最後

勉強開始時刻にタイマーをセットしたことも何回かありましたが、アラーム音が子どもを追い詰める気がしたので、代わりにパチパチパチと手を叩くことにしました。

わが家の子どもたちが塾に行きはじめて以降、子どもたちの就寝時刻は、小学4年生が22時30分、5年生が23時、6年生が23時30分でした。ただ、テストの成績が安定しなかった三男だけは2人で話し合った上で、6年生の9月以降は、23時30分からの1時間を灘中(灘中学校)の過去問を解く時間にしました。いて、自信をつけてもらおうと思ったからです。1問でも多く過去問を解いて、自信をつけてもらおうと思ったからです。

そのときは、終了時刻の午前0時30分にタイマーをセットし、アラームが鳴ったらすぐ寝ることにしていました。就寝前なので、アラームの音をオルゴールやハープの音にしようかとも思ったのですが、いろいろと考えた結果、灘中オープン模試の日に私がたまたま携帯で撮影しておいた、中学受験塾・浜学園の学園長先生による受験生への激励メッセージを使うことにしました。

午前0時30分になって動画が再生され、「灘中に絶対合格するぞー!」という先生の声が携帯から流れると、三男と2人で「ありがたいわー」と言いながら3回聞きました。「先生、今日もありがとうございました。明日も頑張ります」とつぶやき、勇気をもらって寝るという毎日でした。

勉強をはじめるときのアラームは追い立てられるような感じで、あまりいい気持ちがしないかもしれませんが、終わりのアラームはいいと思います。わが家は激励メッセージでしたが、大好きな音楽をセットするといいのではないでしょうか。