「松井新監督は叩きがいがある」
――今オフのビッグニュースといえば、なんといっても巨人新監督に松井秀喜氏が就任したことかと思います。
待望論がずっとあった中で、やっと実現したというね。俺たちからすれば、何を今までもったいつけてたんだって話だけど。
――どんな監督になりそうですか?
ヤンキースの若手を見てたり臨時コーチとかはしてたみたいだけど、指導者の経験はほとんどないからどうなるかはまだわからない。けど、どうしたって工藤(公康)との比較になってくる。
――工藤氏も中日の新監督に就任し、その指導方法などが連日大きな注目を集めています。
来年のセリーグは松井VS工藤ってなるのを俺たちは期待してるのよ。だって叩きがいがあるじゃない(笑)。今までは叩きがいのない監督ばっかりでつまんなかった。来年はそういう意味でも期待してる。
――両監督の秋季キャンプの様子が報じられていますが、工藤監督は走り込みや腹筋100回を課すなど、けっこうスパルタなんですね。
あれが阿部(慎之助。前巨人監督)だったら叩かれてたな(笑)。
―― 一方で松井監督は「バチン」や「パーン」といった擬音でバッティング指導する場面もあったようです。
そこが工藤とのボキャブラリーの違い。工藤は大学でスポーツ科学を勉強して理論派と言われていて、それをメディアや選手に伝えられるボキャブラリーがある。対する松井は擬音での指導。あれはマスコミ向けに“長嶋流”を見せたわけじゃなくて、あれが松井のボキャブラリー。ただし、長嶋譲りの天才的な感性がある。
いい悪いじゃなくて、正反対のタイプ。どっちの監督がうまくいくかは解説者としてもひとつ楽しみなところでもあるな。














