阪神の敗因はクリーンナップの崩壊
――CSを無傷の6連勝で勝ち上がってきたDeNAをソフトバンクがスイープ。しかし、日本シリーズ史上初の開幕3試合連続延長戦突入など、DeNAもかなり頑張っていましたね。
江本孟紀(以下、同) それはまったくの間違い。シーズン終盤からCSにかけて一番勢いのあったDeNAが、栗原(陵矢)、近藤(健介)、柳田(悠岐)に当たりがなかったりと絶不調のチーム相手にひとつも勝てないんだから、よほど力の差があった。所詮は3位のチームってこと。
――そのDeNAに4連敗してCSで敗退となってしまった阪神。いったいどうしてしまったんでしょう?
いかに今年はクリーンナップで勝ってきたか、その象徴的な試合だった。
――大山悠輔選手こそ(CSファイナルは)打率.400と気を吐きましたが、三冠王の佐藤輝明選手も森下翔太も故障欠場したりとなかなか機能しなかった。
3試合連続完封負けはポストシーズン史上初なんでしょ? それは負けますよ。ピッチャーはシーズンと変わらず頑張ってたけどね。野球はやっぱりクリーンナップなんだよ。いくら近本(光司)が調子悪くたって、シーズン中ならクリーンナップがカバーしてた。
阪神はこのサトテル、森下が欠けるってことを想定してなかったんだろうね。
―― 一方で日本シリーズこそ4連敗でしたが、DeNAも8月以降は32勝18敗でCSも6連勝と終盤にとにかく強い印象があります。
DeNAはこれを1年間トータルでできれば優勝なんだろうけど、牧(秀悟)以外なかなか突出した選手がいない。シーズンを制するには阪神みたいに突出した選手が何人か出てこないと厳しい。
CSなんて戦力がなくても勢いさえあれば勝てるんだから。














