上期は増収増益も通期は一転して減益見通し
亀田製菓は今年10月1日納品分から、3~17%程度の値上げを行った。「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「技のこだ割り」「堅ぶつ」などの主力の米菓42商品が対象だ。
「亀田の柿の種 6袋詰」は2020年時点で、内容量200グラム、税抜きの参考小売価格は280円前後だった。2021年6月には価格を据え置いたまま内容量を10グラム削減。2023年1月にさらに10グラム少なくした。同年9月には180グラムのまま、価格を税抜300円に引き上げている。その後も価格改定が続いている。
亀田製菓の2026年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.9%増、営業利益が24.1%増となった。
期初は、通期の営業利益を前期比約10%増の83億円と予想。しかし、下方修正により一転して27%近い営業減益となる見通しだ。上期実績には、10月の価格改定後の販売動向は含まれない。
今回の下方修正には、国内米菓事業での価格改定に伴う販売数量の減少に加え、北米子会社「TH FOODS, INC.」における人員の流動化や生産効率の低下、供給能力の制約による追加コストなどが影響している。国内での値上げだけが減益の要因ではない。












