『ウォーターボーイズ』復活でも批判の声が上がる理由
『ウォーターボーイズ』は、2001年に妻夫木聡主演の映画として公開。その後、2003年には山田孝之、2004年には市原隼人が主演する連続ドラマが放送された。
ドラマ版の平均世帯視聴率はそれぞれ16.0%、16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。森山未來や永山瑛太、小池徹平らも出演したシリーズだ。
新作の男子高校生役はオーディションで選ばれ、稽古を経て撮影に臨むという。選考から稽古、撮影まで約1年をかける「WATER BOYSプロジェクト」も始動。懐かしいタイトルを掲げながら、新たな俳優を育てる場にもなりそうだ。
しかし、SNSの反応は歓迎一色ではない。新作を楽しみにする声や、次世代の俳優への期待が寄せられる一方、「まーたー平成回帰すんのか」「思い出は思い出のままで良いのに。フジは相当追い込まれてるの?」「また?新しいもの生み出せないの?」など、フジテレビが過去の人気コンテンツに頼る姿勢への疑問も出ている。
かつて夢中になった作品の復活を喜ぶ気持ちと、新しいヒットを生み出してほしいという思いが交錯しているようだ。
実際、フジテレビ系では、2019年の『まだ結婚できない男』、2025年の『続・続・最後から二番目の恋』など、前作から長い年月を経た続編や新シリーズの制作が続いている。当時のファンを呼び戻そうとするこうした企画は、どれほど支持されているのだろうか。
2024年4月に放送された反町隆史主演の特別ドラマ『GTOリバイバル』の世帯視聴率は9.6%。TVerの再生回数は430万回を超え、当時の単発ドラマとして歴代1位となった。
11年ぶりの続編となった『続・続・最後から二番目の恋』の全話平均は7.7%。視聴率はまずまずの水準だったが、TVerのお気に入り登録者数は129万人を超え、同クールのドラマで最多と報じられた。
一方、今年7月期に連続ドラマとして復活した『GTO』は、全11話の平均が4.1%、最終回は3.7%と厳しい結果となった。特番と連ドラでは放送条件が異なるが、同じタイトルでも結果は大きく分かれた。












