同僚の学童指導員から「子どもを膝の上に乗せたりしている」との情報も
Aは元中学校教諭で、地域の陸上競技団体の役職も務めた。小林教育長は、「団体からの抗議や苦情は、一切ありませんでした。少なくとも、私のところにそういう話は来ていません」と説明。陸上関係の活動についても「懲戒免職にした時点で、そちらも一切関わっていないと思います」と話す。
年に一度、Aと面談していた小林教育長は、その人物像を「厳しい人物」と評する。しかし、事件前に子どもとの接し方を問題視する声はなかったのか尋ねると、担当課長を通じて指導をしていたことを明かした。
「Aと同僚の指導員から、子どもを膝の上に乗せたり、おんぶしたりしているという話がありました。おんぶについては、何とも難しい部分もあるのですが、膝に乗せるのはもってのほかです。おんぶも、子どもたちがせがんできても、受け流すようにという指導をしました。
私が直接話したのではなく、担当課の課長が指導しています。本人を呼んで、子どもたちとの距離については、とてもデリケートなものなので、『そういうことは駄目です』と伝えました。本人は『分かりました』と返事をしたと聞いています」
少女のほかにも性的被害を受けた生徒がいたのか尋ねると、「そういう内容は把握していません」と回答。保護者への説明会でも、過去の被害者に関する話は出ていないとした。
昨年12月の懲戒免職から、今年6月の書類送検を経て、10月20日までに在宅起訴されたA。処分から起訴まで約10カ月を要した経緯について、小林教育長は「私もお聞きしたいくらいです」と首を傾げた。













