懲戒処分に対し「なんでそんなに慌てて決めちゃったんだ」という声も
不同意性交の罪に問われているのは、長野県飯田市に住む学童クラブの元指導員A(75)。起訴内容は、2025年11月6日ごろ、自宅で16歳未満の少女と性行為をしたというものだ。
同年12月に開かれた町教委の記者会見によると、Aは別の教え子から少女の携帯電話番号を聞き出し、「プレゼントがある」と呼び出して車で自宅へ連れていったという。約1時間会話した後、少女を抱き寄せ、性行為に及んだとみられる。
事件は、同年11月下旬、少女が知り合いの教諭に相談したことで発覚。しかし、Aはその後も少女への連絡を続け、12月中旬には、「この一件をなかったことにしてほしい」という趣旨のメールを送っていたことが明かされている。
町教委の聴き取りに対し、Aは行為を認める一方、「抵抗しなかったので当然同意していると思った」「恋愛感情があった」と説明。一方で、被害を受けた少女は「声も立てられず、怖かった」と話していたという。
同町の小林久通教育長(67)が当時を振り返る。
「事案を周知してからは、すぐにAを自宅待機とし、顧問弁護士に相談してから事実確認と町の審査を経て、25年12月に懲戒免職という一番厳しい処分を出しました。間違いがあってはいけないので、事実を基に、迅速に対応したつもりです。
処分に対する異論は、役場内や委員会の中にはありませんでした。公表後は匿名の電話などで、さらに厳しい対応を求める意見もあれば、逆に『なんでそんなに慌てて決めちゃったんだ』という意見も寄せられました」













