2位躍進の西武は“即戦力投手”が欠かせない切実な理由

2026年のプロ野球ドラフト会議が10月22日に行われる。今年は大学生投手に有力候補が多く、各球団がどのポジションを優先して指名するかも注目されている。

そのなかで、12球団のうち、最もドラフトに失敗できない球団はどこなのか。

毎日YouTubeでドラフト情報を発信し、アマチュア野球に詳しいサラリーマンスカウトさんが分析する。

「大前提として、12球団すべてにとってドラフトはチーム強化の根幹です。どの球団にも重要なことですが、そのなかでも今年、特に重要だと思うのは2球団あります。まずパ・リーグでは西武ですね」

1年中あらゆる切り口でドラフト情報を配信しているサラリーマンスカウトさん(画像/YouTube「サラリーマンスカウト ドラフト候補図鑑」より)
1年中あらゆる切り口でドラフト情報を配信しているサラリーマンスカウトさん(画像/YouTube「サラリーマンスカウト ドラフト候補図鑑」より)
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西武は2024年に最下位、2025年も5位に沈んだが、今季は79勝60敗4分けで2位に躍進。クライマックスシリーズ(CS)では日本ハムに敗れたものの、確かな成長を見せた。

その背景として挙げるのが、近年のドラフトでの野手獲得だ。

「西武は2025年のドラフトで、小島大河(明治大)の1位指名を公言し、見事に単独指名で獲得しました。2024年も1位で齋藤大翔(金沢高)、2位で渡部聖弥(大阪商業大)と、上位で野手を指名しています。

小島選手と渡部選手は早い段階で戦力となり、今季の2位躍進にも貢献しました。今後にも大きな期待が持てます。また、斎藤選手も次世代のレギュラー候補として、時間がかかることを承知で積極的に指名した高校生内野手です」

若手野手の補強が実を結び始める一方で、次に目を向けるべきなのは投手陣だという。

「近年指名した高校出身の若手投手も育ってきています。ただ、西口文也監督はCS敗退後、即戦力投手の獲得を希望していますし、平良海馬投手や髙橋光成投手には今オフのメジャー挑戦も報じられています。

大学生投手が豊富といわれる今年のドラフトでは、1位か2位のどちらかで、即戦力、あるいは早い段階で戦力になり得る投手を獲得したいところだと思います」

最下位から2年で2位に浮上した西武。さらなる飛躍を目指すためにも、今回のドラフトが持つ意味は大きい。