連覇の阪神も安泰ではない。注目の1位候補は?
一方、セ・リーグで最もドラフトに失敗できない球団として名前を挙げたのは、意外にも2年連続でリーグ優勝を果たした阪神だった。
阪神は2023年、2025年、2026年と直近4シーズンで3度のリーグ優勝を達成。今季も79勝62敗2分けで頂点に立ち、セ・リーグでは屈指の強さを誇っている。
ただ、CSファイナルステージではDeNAに4連敗。日本シリーズ進出を逃したチームには、今オフ、さらなる転機が訪れる可能性があるとサラリーマンスカウトさんはいう。
「セ・リーグでは阪神です。ここ数年で3度の優勝を果たし、セ・リーグでは最も強いチームだと思います。ただ、CS敗退後には、三冠王を獲得した佐藤輝明選手のポスティングによるメジャー移籍を球団が容認する方向で検討しているとの報道も出ました。
昨年のドラフトでは、3球団競合の末に立石正広(創価大)を獲得するなど、将来を見据えて先手は打っていますが、チーム全体の底上げは必要です」
今季、打率3割6厘、39本塁打、106打点で三冠王に輝いた佐藤。仮にメジャー移籍が実現すれば、阪神打線が受ける影響は決して小さくない。
では、阪神が今年のドラフトで狙うべき選手は誰なのか。
「1位候補としては、有力視されている渡部海(青山学院大)捕手がいますし、近本光司選手の後継者候補として榊原七斗(明治大)外野手も考えられます。
即戦力の大学生投手では、鈴木泰成(青山学院大)投手、川尻啓人(亜細亜大)投手、左腕の米沢友翔(関西大)投手なども候補になってくるでしょう。常勝チームであり続けるためにも、阪神にとって今年はドラフトで失敗できない年になりそうです」
捕手、外野手、投手と、補強候補は多岐にわたる。
連覇を達成したとはいえ、現在の戦力がそのまま来季以降も維持できるとは限らない。特に佐藤の去就は、球団の今後のチームづくりにも関わる問題だ。
強さを維持するために、どのポジションを優先するのか。
2026年のドラフトは、阪神の数年先を占う重要な機会になりそうだ。














