「友達には新聞でバレた(笑)」女子高生としての素顔
――普段は高校生でもある加藤さんですが、町内会長になってから生活は変わりましたか?
町内会長になる前は、放課後に部活に出たり、友達とご飯を食べたりして過ごしていましたが、今は、会議や回覧板を回すなどの仕事があるので、早めに帰ることが少し増えました。
通学中は手が空いているので、スマホでぱぱっと回覧板に載せるお知らせを作ることもあります。「文字は大きいほうが読みやすいって言われたなあ」とか考えながら(笑)。
町内会長になったことは友達に話してなかったんですけど、新聞の一面に載ったことでバレちゃいました(笑)。
でも、友達は町内会長という仕事のイメージがあまり湧かないようで、「そもそも町内会って存在してるの!?」という感じなので、友達といるときは今までどおり、普通の高校生の自分でいられています。
――高校3年生ということで大学受験も控えていて、学業との両立が大変そうですが、それは大丈夫ですか?
今のところ、町内会長との両立が大変という感じはないです。仕事自体も、まだそこまで多くないので。
それより、町内会長とは関係なく、受験勉強は頑張れるときと、そうじゃないときの差が大きくて……(笑)。スイッチが入ったときにしっかり取り組まなきゃなって思っています。
――最後に、町内会についてこれから変えていきたいことを教えてください。
もっと若い人を増やしたいです。
例えば、町内会には、いくつかのグループに分かれた町内会員をまとめる「組長」という役割があって。
2年ごとにローテーションで担当する人が替わるんですが、結局、まわりまわって上の世代の方が引き受けることが多いんです。
組長の仕事は、会議でもらった資料を自分の組の町内会員に配るなど、そこまで難しいものではありません。町内会活動に関わったことがない人でも、比較的始めやすい役割だと思います。
なので、まずはそういうところから若い世代の人たちが参加してくれるようになったら、町内会ももっと元気になっていくんじゃないかなと思っています。
最近、取材を受けると「普通の女の子だね」と言ってもらうことが多いんですが、「こんな普通の17歳でも町内会長になれるんだよ」っていうことを発信することで、「自分も何かやってみようかな」と思ってくれる若い人が少しでも増えたらうれしいです。
取材・文=蜜ツ冶/A4studio













